5月31日は、世界禁煙デー

5月17日の世界高血圧デーに続き、
5月31日は、世界禁煙デーです。
この日は、たばこの健康被害について世界的に啓発が行われ、「禁煙を始めるきっかけ」として非常に重要な日です。当院でもこの時期は、「そろそろやめたい」と考え、禁煙外来を受診される方が増えてきます。
喫煙は単なる習慣ではなく、ニコチン依存症という治療が必要な病気です。
自己流での禁煙は成功率が低く、何度も失敗してしまうのは決して珍しいことではありません。
仙台市でも、禁煙治療は禁煙補助薬や精神的サポートを組み合わせて行う医療であり、一定の条件を満たせば健康保険が適用されるとされています。
(詳しくは 仙台市:禁煙外来における禁煙治療 をご参照ください。)
つまり禁煙は「意志の問題」ではなく、「医療として取り組むべきもの」なのです。
また仙台市では、医療機関での治療だけでなく、各区の保健福祉センターで無料の禁煙相談や支援も行われています。禁煙を希望される方は、こうした地域のサポートも活用できます。
(詳細は 仙台市:禁煙支援について をご参照ください。)
★禁煙治療アプリの登場
近年では、従来の内服薬やニコチンパッチに加えて、スマートフォンを活用した新しい禁煙治療も登場しています。その代表が、CureApp SC ニコチン依存症治療アプリです。このアプリは、喫煙したくなるタイミングや行動パターンを可視化し、個々に合わせた行動療法を提供します。医師と連携しながら治療を進めることができるため、「一人で我慢する禁煙」ではなく、「支援を受けながら続ける禁煙」が可能になります。

★禁煙治療の費用について
禁煙治療について「費用がかかるのではないか」と心配される方も多いですが、実際にはたばこを吸い続ける方がはるかに高コストです。例えば1日1箱(約600円)を吸う場合、1か月で約18,000円、1年では約216,000円の出費になります。一方、保険適用の禁煙治療は約12週間で自己負担が6,650〜20,000円程度(アプリ併用時9,100~27600円)であり、たった1〜2か月分のたばこ代で治療が完了します。さらに禁煙後は毎年20万円以上の支出を抑えることができ、経済的メリットも非常に大きいといえます。
★禁煙で得られる効果について
さらに禁煙によって得られるのは、費用面のメリットだけではありません。
心筋梗塞や脳卒中のリスク低下、血圧や動脈硬化の改善、呼吸機能の改善、さらにはがんリスクの低下など、全身の健康に大きな効果があります。
特に高血圧や腎疾患をお持ちの方にとって、禁煙は重要な治療の一部です。
禁煙は決して一人で我慢するものではありません。世界禁煙デーをきっかけに、医療と地域のサポート、そしてCureApp SC ニコチン依存症治療アプリのような新しい治療を活用しながら、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。当院では禁煙外来を行っておりますので、お気軽にご相談ください。